大坂なおみ元コーチクリストフ・ジーンから訴訟！父親との契約とは？

スポーツ

2019.03.192022.06.02

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テニスの世界ランキング1位の大坂なおみ選手が、子どものころのコーチに賞金の一部を支払うよう訴えられたと話題になっています。

【13歳時のコーチ大坂を提訴】https://t.co/aSRlp998Fq

大坂なおみ選手が、子どものころのコーチに賞金の一部を支払うよう訴えられていたことが明らかになった。元コーチは当時、賞金の20%を永久に受け取り続けるという契約をしていたと主張。

— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) March 19, 2019

大坂なおみ選手は、13歳の頃のコーチ・クリストフ・ジーン氏から金銭の支払いを求められる訴訟を、2019年2月に起こされていました。

大坂なおみ選手の弁護士、アレックス・スピロ（Alex Spiro）氏はこの訴えに対し

「なおみはそのような愚かで架空の契約は見てもないし、サインもしていない。馬鹿馬鹿しい『契約』だ。14歳で自分自身の一部を譲るなんて、とんでもないことだ」

とコメントしています。

今回は、大坂なおみさんに対して、訴訟を起こした元コーチ・クリストフ・ジーン氏についてや、契約内容、要求金額などについてまとめてみました。

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目　次

大坂なおみの元コーチクリストフ・ジーンとは？顔画像は？
大坂なおみと元コーチクリストフ・ジーンの契約は？
大坂なおみの元コーチクリストフ・ジーンの要求は？
大坂なおみの元コーチクリストフ・ジーンからの訴訟へのネット上の反応は？
大坂なおみ元コーチクリストフ・ジーンから訴訟！父親との契約とは？まとめ

大坂なおみの元コーチクリストフ・ジーンとは？顔画像は？

画像：https://www.news.com.au/sport/

大坂なおみ選手を訴えたのは、大坂なおみ選手が13歳だった2011年に、父・レオナルド・フランソワ氏が、大坂なおみ選手と姉・大坂まり選手のテニスコーチとして雇ったクリストフ・ジーン氏です

クリストフ・ジーン氏は、今回の件について、

「やりたくなかったことですが、以前マックス（大坂選手の父）と話した時に、弁護士を立てるように言われました。だから弁護士に依頼したのです」

と話しているそうです。

大坂なおみと元コーチクリストフ・ジーンの契約は？

大坂なおみ　元コーチから２億円を求めて訴えられる https://t.co/erkIRL8Gi5 pic.twitter.com/XUXN7oFcyi

— ヒウチ (@Hiuchie) March 19, 2019

クリストフ・ジーン氏と大坂なおみ選手と姉・大阪まり選手の父・レオナルド・フランソワ氏との間で交わされた『契約書』は、1ページながら実在しているとのことです。

クリストフ・ジーン氏は、大坂なおみ選手の父・レオナルド・フランソワ氏と『賞金の２０％が永久に支払われる内容の契約』を結んでいたと主張しています。

ただ、契約書は、クリストフ・ジーン氏と父・レオナルド・フランソワ氏との間で交わされていて、父・レオナルド・フランソワ氏のサインはあるけれども、大坂なおみ選手と姉・大阪まり選手の名前はタイプで打たれたものになっているとのことです。

フロリダでテニスの指導を行うコーチへの報酬は、一般的に、年間4万ドル（約444万円）ほどとされていますが、

クリストフ・ジーン氏によると、大坂なおみ選手と姉・大阪まり選手の父・フランソワ氏は、“値下げ”された月額300ドル（約3万3000円）のレッスン料さえも1カ月後に支払えなくなってしまったそうです。

クリストフ・ジーン氏は、当時、要求した報酬を父親から受け取れなかったため、『賞金の20％を永久に受け取り続けるという契約』をしていたと主張し、アメリカ・フロリダ州の裁判所に、父親・フランソワ氏とと大坂なおみ選手を訴えたということです。

大坂なおみの元コーチクリストフ・ジーンの要求は？

https://twitter.com/ARTPOP89097547/status/881907307294019584

クリストフ・ジーン氏と大坂なおみ選手の父・レオナルド・フランソワ氏との間で交わされた契約は、『賞金の２０％が永久に支払われる』といった内容です。

全米オープン、全豪オープンを連勝した大坂なおみ選手の獲得賞金は、現時点（2019年3月）の時点で、すでに１０８３万９７５６ドル（約１２億６１５万８４０３円）に達しています。

そのため、クリストフ・ジーン氏は、少なくとも２００万ドル（約２億２２５４万３４６０円）、2億円の支払いを求めていることになります。

大坂なおみの元コーチクリストフ・ジーンからの訴訟へのネット上の反応は？

x.com

“活躍して有名になるとなんかいろいろな人が湧いてきますね。”

“彼のコーチ声明を永遠に葬り去ることになると思う。”

“実際に契約書が存在しているのにコーチの方が叩かれているのは何故なんだ・・・”

“訴えた人も、要求金額で勝訴するこは考えてないと思うけど……ある程度の纏まった賠償金を、とは考えていると思う。”

“契約書が有るならば、まだ生きているならば、話し合いで払わなくても良いことを決めるか、お金を払うしかないわねえ。”

“アメリカの法において、未成年の子どもの将来の収入を、本人の同意なく担保にした契約を、子どもが守らなければならないルールなんてあるのだろうか？”

“アメリカでは金銭面で余裕のない無名の若手のコーチを無料でする代わりにツアープレーヤーになれた場合獲得賞金の10％を生涯払うと言うケースが良くあります。”

“日本ではあまり考えられない契約の仕方だと思いますが、海外ではそんなに珍しくない成功報酬型の契約。というのも日本で貧しければそもそもプレイする環境さえ与えない親が多いと思う。

良いことばかりではないが、海外を参考に子供の機会を潰さないように日本も多様性を持つべきだとは思う。”

“子ども時代で、プレーに夢中になっている本人には知らせてないんじゃないのかな。でも保護者である父親は娘の将来に賭けて契約した可能性はある。本人にとっては精神的にきついけど、過去があって今がある事は事実と思う。”

“すごい内容の契約ですね。親とコーチが子供の生涯を決める契約を結ぶ事に違和感がありますアメリカの法律的にどう決着するのか気になります”

“アメリカは連邦レベルで奴隷契約を禁じてるから、永遠に賞金の一部をもらうなんて契約は書面が残ってても絶対通らない。ただの和解金狙い”

大坂なおみ元コーチクリストフ・ジーンから訴訟！父親との契約とは？まとめ

大坂なおみ選手が、13歳の頃のコーチであるクリストフ・ジーン氏から金銭の支払いを求める訴訟を起こされた件についてまとめてみました。

大坂なおみ選手・大坂まり選手にとっては、寝耳に水だったかもしれませんね。

アメリカでは、良いコーチを付けたいけれど、金銭的に厳しい場合、このような契約がなされることもあるようですが、通常は10％で、賞金20％というのは、ちょっと多すぎるようですね。

どのように、解決されるのか見守っていきたいですね。