2019年3月21日月21日、東京ドームで行われた、マリナーズVSアスレチックの試合中、イチロー選手の引退が発表され、試合の後、その日のうちにイチロー選手の『引退会見』が行われました。


大リーグでも、引退の際にこのように『引退記者会見』が開かれるのは、極まれなことで、日本選手としては初めて米殿堂入りが確実視されている、イチローに対するマリナーズ側の敬意でもあるとされています。


『イチロー選手の引退記者会見』が行われた場所や時間、『引退会見』での内容についてまとめてみました。


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イチロー引退会見の場所や時間は?

https://twitter.com/Ohtani_MLB/status/1108781950540509184

2019年3月21日、マリナーズVSアスレチックの試合後、午後11時50分過ぎ大リーグ・マリナーズのイチロー外野手(鈴木一朗)の引退記者会見が東京ドームに隣接するホテルで、約1時間20分にわたって行われました。


午後11時50分過ぎから始まった記者会見にも関わらず、室内には約250人以上の報道陣が集まり、マリナーズ球団幹部らも多数、イチロー外野手の引退記者会見を見学していました。


深夜遅くであるにも関わらず、満席で、立って参加していた人もいたなど、イチロー選手のレジェンドぶりや、イチロー選手の影響の大きさを物語っていました。


イチロー引退会見 全文(一問一答)と動画

イチロー引退会見での挨拶

イチロー: こんなにいるの? びっくりするわ。

司会: そうですか。

イチロー: こんな遅い時間にお集まりいただいて、ありがとうございます。今日のゲームを最後に、日本で9年、アメリカで19年目に突入したところだったんですけど、現役生活に終止符を打ち、引退することとなりました。

最後にこのユニフォームを着て、この日を迎えられたことを大変幸せに感じています。この28年を振り返るには、あまりにも長い時間だったので、ここで一つ一つ振り返ることは難しいこともあって。


これまで応援していただいた方々への感謝への思い、そして球団関係者、チームメイトに感謝申し上げて、みなさんからの質問があれば、できる限りお答えしたいと思っています。ありがとうございました。”

イチロー引退会見質問①引退のタイミングと理由は?

記 者: 現役としての選手生活に終止符を打つタイミングと理由は?


イチロー: タイミングはキャンプ終盤ですね。日本に戻ってくる何日前ですかね。何日前とははっきりとお伝えできないですけど、終盤に入った時です。



もともと日本でプレーする、東京ドームでプレーするところまでが契約上の予定だったということであったんですけど、キャンプ終盤でも結果を出せずに、それを覆すことができなかったということです。


記 者: その決断に後悔や思い残したところは?


イチロー: 今日の球場の出来事、あんなもの見せられたら後悔などあろうはずがありません。


もちろん、もっとできたことはあると思いますけど、結果を残すために自分なりに重ねてきたこと、他人より頑張ったということはとても言えないですけど、自分なりに頑張ってきたとははっきりと言えるので。


これを重ねてきて、重ねることでしか後悔を生まないということはできないのではないかなと思います。


イチロー引退会見質問②子供達にメッセージは?

https://twitter.com/shennronn_Drums/status/1108862657942028288

イチロー: シンプルだな。メッセージかー。苦手なのだな、僕が。野球だけでなくてもいいんですよね、始めるものは。



自分が熱中できるもの、夢中になれるものを見つければそれに向かってエネルギーを注げるので、そういうものを早く見つけてほしいと思います。



それが見つかれば、自分の前に立ちはだかる壁にも、壁に向かっていくことができると思うんです。それが見つけられないと、壁が出てくるとあきらめてしまうということがあると思うので。いろんなことにトライして。



自分に向くか向かないかよりも、自分の好きなものを見つけてほしいなと思います。


イチロー引退会見質問③印象に残っているシーンは?

記 者: いま思い返して、印象に残っているシーンは?


イチロー: 今日を除いてですよね。この後、時間がたったら今日が一番真っ先に浮かぶのは間違いないと思います。それを除くとすれば、いろいろな記録に立ち向かってきたんですけど、そういうものは大したことではないというか。


自分にとって、それを目指してやってきたんですけど、いずれそれは僕ら後輩が、先輩達の記録を抜いていくというのはしなくてはいけないことでもあると思うんですけど、そのことにそれほど大きな意味はないというか。


そんな風に今日の瞬間を体験すると、すごく小さく見えてしまうんですよね。


その点で、たとえば、わかりやすい10年200本打ったとか、MVPをとったとか、オールスターでどうたらというのは、本当に小さな事にすぎないと思います。


今日の舞台に立てたということは、去年の5月以降、ゲームに出られない状況になって。その後にチームと一緒に練習を続けてきたわけですけど、それを最後まで成し遂げられなければ、今日のこの日はなかったと思うんですよね。


今まで残してきた記録はいずれ誰か抜いていくとは思うんですけど、去年の5月からシーズン最後の日まで、あの日々はひょっとしたら誰にもできないことかもしれない。


ささやかな誇りを生んだ日々であったと思うんですよね。去年の話だから近いということもあるんですけど、どの記録よりも自分の中では、ほんの少しだけ誇りを持てたことかなと思います。

イチロー引退会見質問④ファンの存在は?

記 者: ファンの存在はイチロー選手にとってどうだったか?



イチロー: ゲーム中にあんなことが起こるとはとても想像していなかったですけど、それが実際に起きて、19年目のシーズンをアメリカで迎えていたんですけど、日本のファンの方の熱量というのはふだん感じることは難しいんですよね。


久しぶりに東京ドームに来て、ゲームは基本的に静かに進んでいくんですけど、なんとなく印象として日本人は表現するのが苦手というか。そんな印象があったんですけど、それが完全に覆りましたね。


内側にある熱い思いが確実にあるということ、それを表現したという時のその迫力というものが、今まで想像できなかったことです。


ですから、これは最も特別な瞬間になりますけど、ある時までは自分のためにプレーすることがチームのためになるし、見てくれる人も喜んでくれるかなと思っていたんですけど、ニューヨークに行った後ぐらいからですかね。


人に喜んでもらえることが一番の喜びに変わってきた。


その点で、ファンの方の存在なしには、自分のエネルギーはまったく生まれないと思います。


え、おかしなこと言ってます、僕? 大丈夫ですか?(会場笑)


イチロー引退会見質問⑤イチロー選手が貫いたものとは?

イチロー: 野球のことを愛したことだと思います。


これは変わることはなかったですね。


おかしなこと言ってます、僕? 大丈夫?(会場笑)

イチロー引退会見質問⑥肩の力を抜いた時に違う野球が見えて楽しくなったか?

記 者:ケン・グリフィーJr.が肩の力を抜いた時に違う野球が見えて楽しくなるという話をされたんですけど、そういう瞬間はあったのか?


イチロー: プロ野球生活の中ですか。ないですね。これはないです。ただ、子供の頃からプロ野球選手になることが夢で、それが叶って。
最初の2年、18、19の頃は1軍に行ったり来たり。


「行ったり来たり」っておかしい? 行ったり、行かなかったり? 行ったり来たりっていつも行ってるみたいだね。1軍に行ったり、2軍に行ったり。そうか、これが正しいか。そういう状態でやっている野球はけっこう楽しかったんですよ。


1994年、3年目ですね。仰木監督と出会って、レギュラーで初めて使っていただいたわけですけども。この年までですね、楽しかったのは。あとはその頃から急激に番付を上げられちゃって、それはしんどかったです。


やっぱり力以上の評価をされるというのはとても苦しいですよね。だから、そこからは純粋に楽しいなんていうのは、やりがいがあって達成感を味わうこと、満足感を味わうことはたくさんありました。


じゃあ、楽しいかというとそれとは違うんですよね。でもそういう時間を過ごしてきて、将来はまた楽しい野球をやりたいなと。


これは皮肉なもので、プロ野球選手になりたいという夢が叶った後は、そうじゃない野球をまた夢見ている自分がある時から存在したんですね。でもこれは、中途半端にプロ野球生活を過ごした人間には待っていないもの。


たとえば草野球ですよね。やっぱりプロ野球でそれなりに苦しんだ人間でないと、草野球を楽しめないのではないかと思うので。


これからは、そんな野球をやってみたいなという思いですね。


おかしなことを言ってます、僕? 大丈夫?


イチロー引退会見質問⑦開幕シリーズを大きなギフト?

記 者: 開幕シリーズを大きなギフトとおっしゃっていました。それが私たちの方が大きなギフトをもらったような気がするんです。


イチロー: そんなアナウンサーっぽいことを言わないでくださいよ。


記 者: イチロー選手は、これからどんなギフトをくださるんでしょうか。


イチロー: ないですよ。そんな無茶言わないでくださいよ。



でも、これは本当に大きなギフトで、去年3月の頭にマリナーズからオファーをいただいて、それから今日までの流れがあるんですけれども、あそこで終わってても全然おかしくないですからね。去年の春までで終わっていてもまったくおかしくない状況ですから。


今、この状況が信じられないですよ。


あの時考えていたのは、自分がオフの間、アメリカでプレーするまでに準備をする場所というのは神戸の球場なんですけど、寒い時期に練習するので、へこむんですよね。


やっぱ心が折れるんですよ。そんな時もいつも仲間に支えられてやってきたんですけど、最後は今まで自分なりに訓練を重ねてきた神戸の球場で、ひっそりと終わるのかなあと、あの当時想像していたので、夢みたいですよ。


こんなの。これも大きなギフトです。質問に答えていないですけど、僕からのギフトはないです。

イチロー引退会見質問⑧開幕シリーズが楽しかった?

記 者: 涙がなく笑顔が多かったというのは、この開幕シリーズが楽しかったということでしょうか?


イチロー: 純粋に楽しいということではないんですよね。やっぱり、誰かの思いを背負うというのは、それなりに重いことなので。そうやって一打席一打席立つことって簡単ではないですね。だから、すごく疲れました。


やっぱり一本ヒットを打ちたかったし、応えたいって当然ですよね、それは。僕には感情がないって思っている人いるみたいですけど、あるんですよ。意外とあるんですよ。


結果を残して最後を迎えたら一番いいなと思っていたんですけど、それでもあんな風に球場に残ってくれて。


まあ、そうしないですけど、死んでもいいという気持ちはこういうことなんだろうなと。


死なないですけど。そういう表現をする時ってこういう時なのかなと思います。


イチロー引退会見質問⑨日本のプロ野球に戻るという選択肢は?

記 者: 最低50歳まで現役とおっしゃっていましたが、日本のプロ野球に戻るという選択肢は?
イチロー: なかったですね。


記 者: どうしてでしょう。


イチロー: それはここでは言えないなあ(会場笑)。


最低50歳までって本当に思っていたし、それは叶わずで、有言不実行な男になってしまったわけですし。その表現をしてこなかったらここまでできなかったかもなという思いもあります。


だから、言葉にすること、難しいかもしれないけど言葉にして表現するというのは、目標に近づく一つの方法ではないかなと思います。

イチロー引退会見質問⑩これからの膨大な時間をどう過ごす?

イチロー: これからの膨大な時間ということですか。それとも、これからの膨大な時間とどう付き合うかということですか。


記 者: これからの膨大な時間をということです。


イチロー: ちょっと今はわからないですね。ただ、たぶん明日もトレーニングをしていますよ。それは変わらないでしょうね。


僕はじっとしていられないから。動き回っているでしょうね。だからゆっくりしたいとか全然ないですよ。全然ない。たぶん動き回ってます。


イチロー引退会見質問㉚日本の野球で鍛えられたことは?

イチロー: 基本的な基礎の動きって、おそらくメジャーリーグの選手より中学生レベルの選手の方がうまい可能性がありますよ。


チームとしての連携もあるじゃないですか。そんなの言わなくてもできますからね、日本の野球では。でもこちらではなかなかそこは。



個人としてのポテンシャル、運動能力は高いですけど、そこにはかなり苦しみましたよ。苦しんであきらめましたよ。


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