ハロウィンって、日本にいつ頃伝ったのでしょう?ハロウィンが日本でも盛り上がりを見せている理由はなんなんでしょう?
10月も近くになると、お店に様々なカボチャをモチーフにした商品や魔女やお化けのコスチューム・小物などが並びだし、今年もハロウィンの季節が来たんだな~と思います。
ちょっとホラーな感じなのに、なぜかウキウキしてしまうハロウィン!!
ハロウィンって、いつ頃から、日本でも祝われるようになったのでしょうね。
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ハロウィン日本にはいつ?最初に始めたのは?
ハロウィン日本に最初に伝えたのは、『キデイランド』です。
1970年代 『キデイランド』原宿店がハロウィン関連商品の店頭販売を開始
1983年10月 『キデイランド』原宿店が日本初とされる“ハロウィン・パレード”を開催しました。
“ハロウィン・パレード”は、販売促進の一環として行われ、ハロウィン関連の商品が紹介されました。
上の写真の頃、ということになるのでしょうか。今の『キデイランド』原宿店と比べると、随分、素朴な感じがしますね。
こんな雰囲気のところで、パレードがあったのですから、当時の人たちは、ビックリして、ただキョトンとして見入ってしまったかもしれませんね。
このイベントは現在でも開催されている大規模イベントとなっています。
🌟 #ハローキティ ショップ🌟
新商品❇️ #サンリオキャラクターズ
『お祭りマスコット』各¥1,200
こちら通販・取置き🆗👍
原宿店03-3409-3431
夏の風物詩 浴衣👘や甚平を着た #サンリオキャラ が入荷✨
季節ものは生産数が少ないです💦
ぜひ一緒に盆踊りに連れて行ってください🏮🎵
#サンリオ pic.twitter.com/2d8uvqHTeo— 原宿キデイランド【公式】 (@h_kiddyland) 2018年8月12日
『キデイランド』は、「ハローキティ」「リラックマ」などサンリオ製品を中心に様々なキャラクターを扱っている雑貨のお店です。
1946年 秩父市に創業された「読書クラブ橋立書店」がその発祥。
1950年 表参道に橋立書店を出店、周辺に居住していた外国人向けの雑貨・玩具などを取り扱っていました。
ハロウィンが日本に広まったのは、クリスマスやバレンタインと同じでやはり企業の商業目的でのイベントが元になっているんですね。
ただ、この時点では、日本におけるハロウィンは、人々がコスチュームを着て楽しむほどまでには知られていません。
ハロウィンが日本で流行った4つの理由
ハロウィンが、日本で受け入れられ、日本で流行っていったのには、4つの理由があります。
ハロウィンが日本で流行った理由①
画像引用:東京ディズニーリゾートオフィシャルサイトより(1997年の様子)
ハロウィンが、日本に広まったキッカケを作ったのは、『東京ディズニーランド』と『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)』の影響が大きいと言えるでしょう。
先ず、『東京ディズニーランド』が、1990年代後半から始めたイベントによって、日本各地でハロウィンイベントが催されるようになりました。
1997年10月31日 『東京ディズニーランド』でハロウィンのイベント「ディズニー・ハッピー・ハロウィーン」が、当日限定で初めて催されました。
当日は、ハロウィンの仮装をした人々が東京ディズニーランドトゥーンタウンに集まり、ハロウィンを楽しみました。パレードなどは特にありませんでした。
2000年10月31日 「Happy Halloween Twilight Parade」が開催され、400名の仮装した入園者が、ディズニーのキャラクターと『東京ディズニーランド』内を歩きました。
(2001年のハロウィンパレードです。)
2000年代後半くらいから、菓子メーカーも相次いでハロウィン商戦に参入してきました。
2001年から 『東京ディズニーランド』で催されるハロウィンのパレードは、1日限定ではなく、10月中開催されるイベントとなりました。
その後、『東京ディズニーランド』のハロウィンパレードは、次第に秋のイベントとして恒例化していき、現在は、9月初旬から始まり、10月31日までのビッグイベントとなっています。
仮装をしてハロウィンを楽しみたいという人たちが、堂々とハロウィンの仮装を楽しむ場所として、たくさんの仮装好きがハロウィンを楽しんでいます。
このように、『東京ディズニーランド』のハロウィンのイベントは大反響となり、日本でハロウィンのイベントが大きく認知されるようになりました。
また、『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)』でも、開園まもない注目度の高い時期に、ハロウィンイベントを行った事で、さらに日本でのハロウィンの認知度があがりました。
2011年より『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)』では、「ハロウィーン・ホラー・ナイト」(en:Halloween Horror Nights)を毎年開催されています。ハロウィンのイメージになぞらえたホラー系のイベントです。
『東京ディズニーランド』と『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)』という日本の2大テーマパークが、日本でハロウィンが知られるようになった火付け役と言えるでしょう。
このようにみると、日本でハロウィンが広まったのは、2000年前後ぐらいと言えるでしょう。
その他にもハロウィンのパレードとしては、神奈川県川崎市のJR川崎駅前の「カワサキ・ハロウィン・パレード」が知られています。
ハロウィンが日本で流行った理由②
ハロウィンが日本広がった理由としては、日本の「グローバル化ブーム」も影響していると言えるでしょう。
小学校で英語の授業が行われ、幼児からの英語教育が定着したことで、英語圏の文化を知る機会が増えました。
一般企業でも楽天やユニクロなどをはじめ、英語を共用語とする方向性も見られました。
このように、英語を学ぶことにより、海外の文化をより身近に感じるようになり、ハロウィンをも受け入れやすくなったと言えるでしょう。
ハロウィンが日本で流行った理由③
また、日本人は、元々コスプレ文化をいう仮装文化をを持ち合せていたため、ハロウィンで仮装をすることに抵抗がなかったことも、日本人がハロウィンを受け入れやすかった理由といえるでしょう。
ハロウィンに仮装してイベントに参加することをむしろ、楽しんでいる人が多いようです。
ハロウィンは、『仮装してみんなで集まって楽しむ』イベントとなっていて、幼稚園や保育園、大人同士のイベントとしても、様々なところでハロウィンが楽しまれています。
日本でのハロウィンの高まりを決定づけたのは、『仮装』のしめる割合が多いかもしれませんね。
ハロウィンが日本で流行った理由④
ハロウィンは、2010年代中盤になると、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の普及によっても、日本において、その認知度を広めていきました。
ハロウィーンは、仮装し、参加することで、特別な感覚は味わえるし、完成度の高いコスプレ、凝ったコスプレでちょっとした注目も集めることができます。
仮装して街に繰り出すことで、見ず知らず同士でも、盛り上がりが共有でき、初対面とは思えない親近感を共有することも出来ます。
仮装して盛り上がる姿を、その場でTwitterやFacebookやInstagram といったSNSにアップ!!というハロウィンの楽しみ方もあります。
そういった意味では、ハロウィーンは、SNSの普及以来、“見せる”ということを楽しむようになった人たちが、積極的に参加したいと思えるイベントなのかもしれません。
ハロウィン日本にはいつ?流行った理由は?まとめ
ハロウィンは、日本に伝わってから、短い間に、急速に日本人に受け入れられて行きました。
クリスマスやバレンタインなどど同様に、日本人は、宗教的や要素や本当の意味合いは抜きにして、ハロウィンを単なるイベントとして楽しむ日本人の国民性も関係してといえるでしょう。
ハロウィンは、娯楽的なお祭りと捉えられたことで、日本人の生活の中に受け入れらていったのではないかと思います。
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