PR

クリスマスツリーの飾り(オーナメント)と意味と由来は?

クリスマス
記事内に広告が含まれています。

クリスマスツリーに付けられている伝統的な飾りと、その意味や由来についてご紹介させて頂きます。

クリスマスの時期が近づくと、クリスマスのイルミネーションや様々な飾りの付いたクリスマスツリーなどがディスプレイされ、街やショッピングモールがクリスマス一色になっていきます。

日本のクリスマスは、全くと言っていいほど宗教的ではなく、商業的な目的で盛り上がりを見せているものかもしれませんが、それでも、とクリスマスのイルミネーションやクリスマスツリーを見ていると、とてもウキウキして楽しい気持ちになってくるのは不思議です。

【関連記事】
⇒ クリスマスとは何の日?いつ?キリストの誕生日じゃない?
⇒ クリスマス日本での歴史いつ?どのように広まった?
⇒ クリスマスツリーの意味と由来は?始まりはいつ?

クリスマスツリーの飾り クリスマスライト(イルミネーション)の意味は?

16世紀ドイツで、マルチン・ルタークリスマスイブ礼拝の帰り道、森の中で常緑樹の枝の合間にまばゆく輝く無数の星を見て、その美しさの心を打たれたルターは、それを子供たちのために再現しようと、家の中に木を持ち込み、火を灯したろうそくを枝にくくりつけたそうです。

それ以来、ドイツでは、クリスマスにクリスマスツリーを飾るのが一般的になり、次第に色々なオーナメントが飾り付けられるようになってきました。

ただし、クリスマスツリーに使われていたロウソクの火が燃え移り火事になることもあり大変危険であったため、居間には水を張ったバケツが置かれていたそうです。

19世紀の終わり、アメリカの電話会社の職員が、電話の交換機に使われる電球をクリスマスライトとして使ったことから、安全で手軽に使えるクリスマスライトが、ロウソクに代わって普及していきました

イルミネーションを初めとするクリスマスライトは、マルチン・ルターがクリスマスイブに見た『空に輝く星』を表しているんですね。

クリスマスには、よく「ロウソク」が使われているのですが、「ロウソクの光」は、暗闇の中で「世を照らす光」である救い主イエス・キリストを表していると言われています。

クリスマスツリーの飾り ツリートップ(星、天使)の意味は?

クリスマスツリーの先端には、ひときわ「大きな星」大きな星が飾られています。

クリスマスツリーの先端の「大きな星」は、東方の博士(賢者)たちを幼子イエスへと導いた星をあらわしています。

この博士たちは、東方で不思議な星を見て、それが救い主の到来を告げるものであるということを悟りました。

この星が、博士たちを遠くユダヤの地(現在のイスラエル)にあるベツレヘムという町にいた幼子イエスとその両親のもとへと導いたのです。

イギリスなどでは、クリスマス・エンジェルという天使が飾られることもあります。

クリスマスの飾り オーナメントボールの意味は?

旧約聖書の創世記に出てくる『アダムとイブが食べた知恵の木の実(リンゴ)』を象徴しています。

神様が食べてはいけないと教えていた『知恵の木の実』を食べ物たことで、神の教えに背いたことで、アダムとイブが、エデンの園という楽園を追われ、その後、人々は、様々な苦しみと共に生きることになりました。

クリスマスを楽しみながらも、この『知恵の木の実』の象徴としてのオーナメントボールを通して、キリスト教徒達は、全知全能の神の存在を心のどこかで再確認することになるのかもしれませんね。

クリスマスツリーの飾り キャンディケイン(杖の形をした飴)の意味は?

20世紀の初め、アメリカインディアナ州のキャンディ製造業者が、イエスキリストを象徴するようなキャンディを作りたいと考えたのが、キャンディケインの始まりだそうです

このキャンディケインの硬さは、私たちの人生を堅く守ってくれる岩であるイエス・キリストと、岩のように堅い信仰とをあらわしています。

ということで、このキャンディケインは“堅い”のです!!

聖書では、私達のことを『羊』イエス・キリストのことを『羊飼い』に例えていることになぞらえて、このキャンディは、『羊飼いの杖』の形に作られました。

また、このキャンディケインを逆さまにして見るとアルファベットの「J」になり、これはイエス(Jesus)の頭文字となっています。

最初は、イエスの清らかさをあらわすために真っ白のキャンディを作りましたが、あとから4本の赤いストライプを入れました。

3本は十字架につけられる前にローマの兵士に鞭打たれたときの傷を、残りの太い1本はイエスが十字架で流した血をあらわしています。

イエス・キリストが、神が人類に与えた贈り物であるということを思い起こさせるために、緑のストライプが入れられるときもあります。

クリスマスツリーの飾り その他

クリスマスツリーの飾り ヒイラギ

ヒイラギのとがった葉は、イエス・キリストは、十字架につけられる前に被らされた『いばらの冠』の刺(とげ)を象徴し、緑の葉は、『永遠の命』をあらわしています。

また、ヒイラギの赤い実は、私たちの救いのために『イエス・キリストが流した血』を表しています。

クリスマスツリーの飾り ベル(鐘)

クリスマスベルの喜ばしい音は、救い主であるイエスキリストの誕生を告げ知らせるものです。
[

【関連記事】
⇒ クリスマスとは何の日?いつ?キリストの誕生日じゃない?
⇒ クリスマス日本での歴史いつ?どのように広まった?
⇒ クリスマスツリーの意味と由来は?始まりはいつ?

クリスマスツリーの飾り まとめ

クリスマスツリーに使われる飾りと意味について、もう一度まとめみました。

クリスマスライト ⇒ 『空に輝く星』
クリスマスに使われるロウソク ⇒『世を照らす光であるイエス・キリスト』
ツリートップの星 ⇒ 『東方の博士(賢者)たちを幼子イエスへと導いた星』
オーナメントボール ⇒ 『アダムとイブが食べた知恵の木の実(リンゴ)』
キャンディケインは ⇒『イエス・キリストと堅い信仰』

可愛らしい飾りや、キラキラと輝くクリスマスらいとは、クリスマスツリーを華やかにし、私たちを楽しませてくれますが、それぞれの飾りには、こんなに意味があったんですね。

意味や由来を思いながら迎えるクリスマスは、ちょっと深みのあるクリスマスになるかもしれませんね。

タイトルとURLをコピーしました